しらさぎ会

令和5年11月23日（木・祝）に、琴丘高等学校にて琴丘高校110周年記念式典、
姫路キャッスルグランヴィリオホテルにて祝賀会が行われました。
記念式典ではサッカー元日本代表の播戸竜二さんによる講演も行われました。

※画像はクリックで拡大します。

110周年記念式典

「琴丘高校での軌跡」

琴丘高等学校創立110周年おめでとうございます。
1997年度卒業の播戸竜二です。卒業して早くも26年が経ちますが、少し振り返ってみたいと思います。
思い返すと琴丘高校の素晴らしい情景が思い浮かびます。
私は香寺から播但線に25分乗り、姫路駅に自転車を停め、そこから自転車で20分の道のりを経て、琴丘高校に通っていました。
所属するサッカー部は朝練があったので、毎日7:15には登校していた記憶があります。
在学中はサッカー漬けの日々。
学食の美味しさや、アイスが売っていたこと（これは毎日の楽しみで、自分へのご褒美でした！）
そして先生方や仲間の優しかったことが今でも心に刻み込まれています。
コットン生は元々頭が良い生徒が多く、そんなに校風も厳しくなく学校生活を謳歌しようという生徒が集まってきているイメージです。
1,2年生の時は緩やかに勉強をし、学校生活を楽しみ、３年生になり受験勉強を頑張る。
生徒達が自由に学校生活を楽しみ、先生方も温かくそれを見守る。そんな高校だったと思いますし、
そんな琴丘高校だったからこそ、私は伸び伸びと3年間を送り、プロサッカー選手になれたのだと思っております。
東京に来て5年目になりますが、時々コットン生に会うと、一気にあの幸せだった高校生活の記憶が蘇ります。
もうすぐ統合になり、琴丘の名前は無くなりますが、頭の中、心の中には一生残り続けるでしょう。
琴丘高等学校の卒業生の誇りを持ち、これからも歩んでいきたいと思います。

播戸竜二